税務経営コラム
ITエンジニア|システム技術者派遣 |システム受託開発 関連の法人様の節税・融資に強い渋谷の税理士
業種の概要
2017年現在、システム技術者派遣は猛烈に需要がある業界です。
1990年代以降、世の中ではあちこちの会社のさまざまなサービスにITシステムが入ってきています。2000年代になると、メールやWEBサイトまで含めれば、むしろITシステムを全く使っていない会社はほとんどなくなりました。
私(1975年・昭和50年生まれ)が高校生の頃はネットも携帯もなく、(そういえば、私はなぜかすごい高いPC9801VXを中学1年から持っていて、パソコン通信をやっていました 笑)
大学に入った時は、全学生にメールアドレスが付与されて、大学のパソコンや家の自作パソコンでダイアルアップでネットをしていました。今思うとすごい時代ですね。
院卒なので、1999年の就職活動でちょうどリクナビに切り替わったようで、ハガキによる資料請求1通もなく、まさしく申し込みはWEBで完結する時代になりました。
私も就職活動初期はSE志望だったため、ネットからの申し込みでSPI、面接に進み、IBM・ヒューレットパッカード・NECコミュニケーションズさんから内定をもらったのを覚えています。
ちなみにNTTデータさんは推薦でもないのに、なぜか物理学科・応用物理学科から1名のみ内定がもらえる、という意味不明縛りがあって、最終面接(2時間?の長時間面接)で(同じゼミの学部の後輩と競合して)落ちました。いま考えると人物をよく見ていますね(笑)。
親や周りの年長者から「へー、ハガキ1枚も書かなくて就職活動できるんだね。時代も変わったね。」と言われたのを覚えています。
いきなり最初から脱線したので戻りますね。
何十年も前から、特に銀行などから導入が始まってシステムを作ってきたわけですが、その更新などもあるため需要はかなりあり、売り上げを上げやすい業種です。
事業者とまた別も話ですが、お給料もらう系では、システムなどの開発の目標管理や進捗管理のようなことができるコンサルタントはなかなかの高収入で、1,000万円台後半くらい、1,500~1,600万円とか人によっては2,000万円ぐらいもらえます。
これは給料だけでなくて、このようなものを個人事業とか自分の小さな法人で請けている方もいらっしゃいますが、そのような仕事は、なかなか私が見ていても結構な給料もらえるようです。
業界としてはシステムを入れ替えるとかモバイルとかスマホ対応をしなければならないという仕事も結構あります。
一時期、一通りシステムが入ってしまえば仕事がなくなるのではないかということが言われていましたが、全然そのようなことはなく、できたらできたでバージョンアップやいろいろな機器や、ネット環境――Wi-Fiができたとか、IP何たらが変わったとか、で結構仕事がどんどんできてくる。
セキュリティを上げたいとか、バーチャル環境が作りたいとかいろいろ要望は出てくるので、どんどん作っているというような感じです。
業界的には当たり前の特徴ですが、多くの方がセキュリティの関係でシステムを導入する会社様の客先に行って仕事をするという形です。月〜金の10〜18時勤務という、なかなかサラリーマンのような感じです。
業務委託という立場ではありますが、結構チームもありますのでそのお客さん先で同じ会社の社員3〜5人みんなで仕事をするというようなこともあります。