税務経営コラム
ITエンジニア|システム技術者派遣 業界で経営していく上での会社の成長・売上利益の増加手法(数を増やす)
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前回、単純に社長自身や数人の社員さんが現場に出るパターンで利益を増やすには、付加価値を増やすか、数を増やすか、のいずれかが手取り早い、ということをお伝えして、高付加価値の方について分析しました。
今回は数で増やすほうについて書きます。
月額30ー50万円という現場もかなりたくさんありますので、日本の方でも、海外の方でも、これはどちらのパターンもあるようですが、技術レベルがイマイチなのは仕方がないとしても、せめて向上する学習意欲があるかたで、なんとか現場でコミュニケーションだけでもうまくこなせる人を採用して、現場で学んでもらう、というパターンです。
技術もないのに、コミュニケーション力もないと、クビになってしまいます。せめてコミュニケーション力だけでもあれば、仕事は低付加価値のものなら一応こなせますし、向上心があって、コミュニケーションがとれればいろいろ教えてもらえて、中級レベルの技術者に
なります。
ただ、もちろんこの戦略でも、低付加価値であろうとも、人の採用が近年難しいため、求人で苦労するかもしれません。
また、社長の役割が現場を探す営業だけではなくて、低付加価値の方は、残念ながら現場でよく問題を起こすので、クレーム対応や「イキナリ出社しなくなった」などの大きなトラブルの時に、メチャ怒られたり、急いで代替要員を探す、という苦労が絶えなくなります。
社長が営業以外もしなければならない苦労は高付加価値でも同じかもしれませんが、クレームが現場も働く人もレベルが低い分、精神的な苦労はキツイように見受けられます。
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